大谷翔平は“サイ・ヤング賞”へ前進の投球 マドン監督「彼はあらゆる賞に関わる」
今季100イニングを投げ8勝1敗、120奪三振
■エンゼルス 3ー1 タイガース(日本時間19日・デトロイト)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)の敵地・タイガース戦に先発し、米国での自己最長となる8回を投げ1失点、8奪三振の好投で8勝目を挙げた。試合後ジョー・マドン監督は、今オフ大谷がサイ・ヤング賞に輝く可能性について「多くの目を開かせただろう」と、より前進していると指摘した。
大谷の今季投球成績は18試合に先発、100イニングを投げ8勝1敗、防御率2.79。投打二刀流をこなしているため規定投球回には達していないが、投球回を上回る120個の三振を奪い、被打率も.197にとどまる。打者を圧倒する投球を見せている。
マドン監督は「大谷はサイ・ヤング賞候補として見られると思うか」という質問に「もちろんだ。彼はあらゆる賞に関わっている。(打撃)3冠王は獲らないだろうが、他のあらゆることを追いかけている。彼の名前は全てに出てくる」と回答。「今日の投球は、サイ・ヤング賞について、より多くの目を開かせただろう。残りのシーズンを見なければならないが、あなたがもし投票者なら、目が大きく開いたのではないかな」と続けた。
サイ・ヤング賞は両リーグから1人ずつ、その年最も活躍した投手を、資格を持つ記者の投票で選ぶ。過去には救援投手が選ばれたこともあり、規定投球回への到達は関係ない。
(Full-Count編集部)