宿敵Rソックスとの10.5差を1か月半で逆転 ヤンキース快進撃を支える5人の“ヒーロー”
日本時間20日時点で7連勝、今季最多の貯金18で首位レイズと5ゲーム差
ヤンキースがシーズン序盤の不振を脱し、快進撃を続けている。19日(日本時間20日)に本拠地で行われたツインズ戦に7-5で勝ち、破竹の7連勝。貯金を今季最多の18とし、ア・リーグ東地区首位のレイズと5ゲーム差の2位、ワイルドカード争いではアスレチックスに1ゲーム差をつけている。米テレビ局「CBSスポーツ」が好調を支える“影のヒーロー”にスポットを当てている。
名門球団が怒涛の猛チャージを見せている。7月6日(同7日)時点でレッドソックスに10.5ゲーム差をつけられていたが、今月19日(同20日)現在では逆に1.5ゲーム差をつけて地区2位に浮上。記事によると、ヤンキースは1978年にレッドソックスとのゲーム差14を、レッドソックスは1949年にヤンキースとのゲーム差12を追いついた歴史があるといい、今回は両軍の間で3番目に大きなゲーム差からの巻き返しになったという。
1か月半で10.5ゲーム差をひっくり返したのはエースのゲリット・コール投手や主砲のアーロン・ジャッジ外野手ら中心選手が大きな役割を果たした一方で「チーム全体の努力を要した」と記事は指摘。影のヒーローをあげた。
その1人はアルバート・アブレイユ投手。メジャーとマイナーを往復しながら、現在は試合終盤に登場する頼もしい救援投手となっている。7月29日(同30日)のレイズ戦で1死も取れずに6失点炎上した後は、10投球回で2失点、12奪三振を記録している。