筒香嘉智、打ちまくり2戦2HR3打点　自身初2戦連発＆適時打、移籍後に打棒覚醒

前日には9回代打で待望の今季1号、2戦2発3打点

■パイレーツ 5ー4 カージナルス（日本時間22日・セントルイス）

　パイレーツの筒香嘉智外野手が21日（日本時間22日）、敵地でのカージナルス戦で、メジャー自身初となる2試合連続アーチを放った。4回に一時勝ち越しの2号ソロ。さらに7回にも適時打を放って計2打点。前日20日（同21日）の同カードで9回代打として今季1号を放ったのに続き、2戦2発3打点と打ちまくっている。

「4番・一塁」で2試合ぶりにスタメン復帰。まずは1-1の同点で迎えた4回先頭の第2打席だった。メジャー通算130勝左腕ハップが初球に投じた89.7マイル（約144.4キロ）のフォーシームを叩くと、打球はバックスクリーン右に着弾。飛距離430フィート（約131.1メートル）、打球速度106.6マイル（約171.6キロ）の2号ソロとなった。

　6回1死走者なしの第3打席は、内野シフトの網に引っかかって遊ゴロ。しかし迎えた7回2死一、二塁の第4打席に中前へのタイムリーを放ってみせた。試合は、5-4でパイレーツが勝利し2連勝。筒香はパイレーツ移籍後、ここまで5試合に出場し、うち4試合で快音。13打数5安打2本塁打3打点、打率.385と頼もしい打棒を見せている。今季すでに3球団目となった主砲が、ついに覚醒の時を迎えようとしている。

（Full-Count編集部）