レンジャーズの藤川球児が戦力外 「もう少し辛抱強くあるべきだが…」とGM
「ブルペンが足を引きずる状況であることは明白」、自由契約になれば日本復帰も
レンジャーズの藤川球児投手が17日(日本時間18日)、メジャー出場の前提となる40人の登録選手枠から外され、戦力外となったと地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」が報じている。
右足付け根付近の張りで故障者リスト(DL)入りしていた藤川は、メジャー昇格当日の14日にロイヤルズ戦で今季初登板。1イニングをわずか9球で三者凡退に抑えた。しかし、翌15日のインディアンズ戦では2番手で登板し、2/3イニングをホームランを含む3失点と乱調だった。
記事では「レンジャーズは6月15日までの間、藤川の同意なしにマイナーリーグに降格させることはできなかった。彼はマイナー行きを受け入れない意向をレンジャーズに示した」と報じている。
ジョン・ダニエルズGMは「もう少し辛抱強くあるべきだ。だが、我々のブルペンが足を引きずる状況であることは明白。我々は現時点で最高の戦力とともに行く必要を感じている。短期、長期に関わらず、より効果的になれる人間を必要としている」と語ったという。
藤川はウェーバー公示にかけられ、獲得の意思を示す他球団が現れない場合、マイナー行きか、自由契約となる。自由契約となれば、日本球界復帰も可能となる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count