元鷹コラスがMLB公式の海外有望株ランキング5位に Wソックスとの契約が有力

ソフトバンクでプレーしたオスカー・コラス【写真:藤浦一都】
ソフトバンクでプレーしたオスカー・コラス【写真:藤浦一都】

2017年から3シーズン、ソフトバンクに在籍ののち亡命

 2017年から3年間、ソフトバンクでプレーしたオスカー・コラス外野手が、MLB公式サイトの選ぶ有望株ランキングで5位に挙げられている。「2021年のインターナショナルプロスペクトTOP50」という記事で紹介されたもので、MLBドラフトの対象外となる海外出身選手をランク付けしたもの。

 記事によれば、2020年3月にMLB機構と選手会の間で交わされた取り決めで、2021-22年の海外選手との契約期間は2022年1月15日から同年12月15日の間と決まっている。そしてコラスはホワイトソックスとの契約が有力視されていると伝えている。

 コラスは現在ドミニカ共和国でトレーニングしており、自身のインスタグラムに左打席から大飛球を放つ様子を投稿もしている。今後は元大リーガーのフェルナンド・タティスSr.が指揮を執るエストレージャス・オリエンタレスで、ドミニカのウインターリーグに出場するとみられる。

 キューバ出身のコラスは2017年5月のソフトバンク加入当時“キューバの大谷”として紹介され、キューバ国内リーグでは投打両方の成績が残っている。3年間での打撃成績は打率.305、長打率.487、9本塁打を記録。さらに2018~19年にはリリーフで3回1/3を投げ1失点だった。

 2020年1月にメジャー球団との契約を目指して亡命、同年12月にソフトバンクは保留選手名簿から外して自由契約としていた。米国でプレーするとしても2022年以降となり、まる2年のブランクが空くことになる。日本での1軍通算成績は2019年に記録した7試合で打率.278、1本塁打がすべて。新天地で大きな花を咲かせられるだろうか。

【動画を見る】コラスが自身のインスタグラムにアップした近況 左打席から大きな打球を見せている

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