レギュラー落ち危機の青木宣親、4試合ぶり先発で3安打3打点1盗塁の大活躍
2点タイムリーにセーフティースクイズ、3打点は今季初
ジャイアンツの青木宣親外野手が17日(日本時間18日)、レッズ戦に「1番・レフト」で4試合ぶりに先発出場し、6打数3安打3打点1盗塁という大活躍で9-8での勝利に貢献した。
鬱憤を晴らす活躍だった。初回の打席はショートライナーに倒れた青木だったが、2点を先制した直後の3回2死一、三塁のチャンスで魅せた。先発デスクラファニの86マイル(約138キロ)のスライダーをライト前に運ぶ2点タイムリーヒット。さらに、すかさず二盗を決めた。後続が凡退したが、存在感を見せた。
先頭打者で迎えた4回の第3打席は投ゴロ、5回2死一塁の場面では二ゴロと凡退したが、7-6の7回には2死一、三塁で三塁線にセーフティースクイズを成功させて1打点。9回2死一塁ではレフト前ヒットを放った。
1試合3安打は4月8日の敵地ダイヤモンドバックス戦(5-2で勝利)以来。3打点は自身メジャー6度目で、今季初となった。
ジャイアンツの外野のポジション争いは熾烈を極めている。左手の尺骨骨折でリハビリを続けていた主砲ペンスが16日に復帰し、いきなり3打数2安打3得点と活躍。この日も今季初本塁打を含む5打数2安打2打点と大暴れしている。パガン、ブランコは好調で、マックスウェルも能力の高さを見せている。