タティスJr.、ダルビッシュ救う156キロレーザービーム 右翼から本塁へ弾丸スロー
右中間付近から本塁へワンバウンド送球、球速は156キロ
■パドレス ー エンゼルス(日本時間9日・サンディエゴ)
パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手は8日(日本時間9日)、本拠地のエンゼルス戦で「4番・右翼」で先発出場。2回の守備で先発のダルビッシュ有投手を救うレーザービームを見せた。
両軍無得点の2回1死一、三塁。スタッシーの打球は右中間に上がった。右翼の定位置からチャージをかけたタティスJr.は猛チャージ。捕球後に本塁へワンバウンドでストライク送球し、三塁走者・ウォルシュを刺してみせた。球速97マイル(約156.1キロ)。本塁ベースカバーに入っていたダルビッシュは右手を挙げて喜んだ。
本職は遊撃手だが、今季は左肩の故障を繰り返して8月中旬から外野守備に就いている。今季のナ・リーグMVP有力候補が潜在能力の高さを見せつけた。