ロッテが劇的サヨナラで首位を死守 佐々木朗がプロ最長8回2失点好投、レアード決勝弾

楽天戦に先発したロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】
楽天戦に先発したロッテ・佐々木朗希【画像:パーソル パ・リーグTV】

4回までパーフェクト、自身最多となる9三振を奪う

■ロッテ 3ー2 楽天(10日・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手が自身最長となる8回を投げ、2失点と好投した。10日に本拠地ZOZOマリンスタジアムで行われた楽天戦に先発すると、1軍公式戦で最速となる158キロをマークし、8回までわずか2安打に封じた。同点のまま降板となったが、チームは9回に劇的なサヨナラ勝ちで首位を守った。

 19歳の右腕が、メジャー帰りの楽天・田中将大投手と互角の投げ合いを演じた。初回を3者凡退に封じる抜群の立ち上がりを見せると、4回まで1人の走者も許さないパーフェクトピッチング。楽天打線をねじ伏せていった。

 5回に先頭の茂木に右翼線への二塁打を浴びると、岡島の内野ゴロの間に1点を失った。6回には山崎にソロを浴びて同点に追いつかれたものの、打たれた安打はこの2本だけ。自身最長となる8回まで1人で投げ抜き、5者連続三振を含むキャリア最多の9奪三振。2回の鈴木大への初球では158キロをマークした。

 楽天先発の田中将も一歩も譲らぬ好投で8回4安打2失点。だが、ロッテは9回2死からレアードがこの日2本目となる本塁打を左翼スタンドに突き刺してサヨナラ勝ち。佐々木朗の好投に報いる劇的な勝利を飾った。

【動画】9奪三振と魂の投球の佐々木朗希 1軍公式戦で自己最速となる158キロを記録

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