大谷翔平を助けた「IQ200のフレッチ」 併殺生んだ頭脳的プレーが「冷静すぎる」
フレッチャーはハーフライナーの打球処理で好判断、併殺を完成させた
■アストロズ 10ー5 エンゼルス(日本時間11日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で出場した10日(日本時間11日)の敵地・アストロズ戦で、二塁手のデビッド・フレッチャー内野手が頭脳的な守備を披露。併殺プレーを完成させ、ファンから驚きと称賛の声があがっている。
2点リードの2回無死一塁、カウント2-2から大谷が投じたスライダーにバットを出したアレドミス・ディアスの打球はハーフライナーとなり、フレッチャーの前に飛んだ。フレッチャーはこの打球を直接捕球せず、ショートバウンドでキャッチし、バックトスで二塁へ送球。遊撃手のジャック・メイフィールドが一塁へ転送して4-6-3の併殺とした。
フレッチャーが直接捕ると判断した走者のカイル・タッカーはスタートを切らず一塁に釘付け。一塁に走り込んだ打者走者のディアスと接触しそうになっている。テレビ局「バリー・スポーツ・ウエスト」が公式ツイッターに「フレッチがしゃれたダブルプレーで野球IQを見せつけた」と記してプレー動画を投稿すると、称賛の声が相次いだ。
「なんてやつだ……大したことないとばかりに頷いている」「これがフレッチマジック」「IQ200のフレッチ」「彼はいつも先手を読んでいる」「野球IQが200を超えている」。解説者のマーク・グビザ氏も「本当に素晴らしい!」とコメント。
また日本語でも「これはエグい。冷静すぎる」「賢い」などの声が寄せられた。大谷と1、2番コンビを組むことが多く、仲が良いことでも知られるフレッチャーの頭脳プレーを誰もが称えた。