視界から消える驚異の“魔球”が「ただただ不公平」 打者に「恥ずかしい思いをさせる」
トライネンはスライダー攻めで打者を三振に仕留めた
■ドジャース 3ー0 パドレス(日本時間11日・ロサンゼルス)
凄まじい切れ味で滑り落ちるスライダー。右投手による一投は、右打者にとって厄介極まりない変化球だろう。ドジャースの右腕ブレイク・トライネンが投じた魔球のようなスライダーに打者が空振りするシーンに、ファンは驚きの声を上げている。
トライネンは10日(日本時間11日)に本拠地で行われたパドレス戦で3点リードの8回に登板。2死二、三塁で打席にウィル・マイヤーズを迎えた。ここでトライネンは右打者のマイヤーズに対してスライダー攻め。見送ればボールのスライダーに反応したマイヤーズを三振に仕留めてピンチを脱している。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマンが自身のツイッターに動画を投稿すると、ファンは反応。「ただただ不公平」「あの球を打とうとするのは楽しいはずがない」とコメントを寄せた。また、ドジャースファンは「トライネンがマイヤーズに恥ずかしい思いをさせる」「トライネンは神」などとSNSに書き込んだ。
トライネンは今季63試合に登板、5勝5敗5セーブ、28ホールド、防御率1.83(日本時間11日現在)の好成績を残している。ナ・リーグ西地区2位のドジャースにとって、逆転Vへ欠かせない存在だ。