ダルビッシュは4回8失点で降板 黒田博樹氏超えのMLB通算80勝は持ち越し
初回5失点、2年ぶり1試合4被弾で連勝ならず
■ジャイアンツ ー パドレス(日本時間14日・サンフランシスコ)
パドレスのダルビッシュ有投手は13日(日本時間14日)、敵地ジャイアンツ戦に先発し4回8失点で降板した。被安打6本のうち4本が本塁打、3奪三振という内容で防御率は4.32に。1試合4被弾はカブス時代の2019年8月21日のジャイアンツ戦以来、2年ぶり。
1回、ラステラに中堅への先頭打者本塁打を浴びた。1死後ウェイドの適時三塁打、さらにロンゴリアには左越えに3ランを許し、この回5失点。2回、3回と無失点に抑えたものの、試合の流れを序盤で手放す結果となった。4回にもヤストレムスキーにソロ、ベルトに2ランを食らい失点を重ねた。5回の打席で代打を送られ退いた。
8日(同9日)のエンゼルス戦、6回1失点で6月21日以来79日ぶりとなる8勝目を上げたダルビッシュは、これが大リーグでの通算79勝目。ヤンキースなどで活躍した黒田博樹氏に並び、日本人歴代2位となっていた。13日の登板には単独2位がかかっていたが、次回へ持ち越しに。日本人の通算勝利1位は野茂英雄氏の123勝。
(Full-Count編集部)