大谷翔平への“故意死球”で投手処分にマドン監督も納得「MLBも同じ意見だった」
Wソックス右腕ライトJr.に対して3試合出場停止と罰金、ラルーサ監督も処分
■エンゼルス ー アスレチックス(日本時間19日・アナハイム)
エンゼルス・大谷翔平投手への“故意死球”を巡り、相手の投手と指揮官に下された処分について、ジョー・マドン監督は18日(日本時間19日)、本拠地でのアスレチックス戦前に「行為(が故意だったこと)は実に明らかだと思った。だからMLBも同じ意見だったのだと私は思っている」と語った。
大リーグ機構(MLB)はこの日、ホワイトソックスのマイク・ライトJr.投手に対して3試合出場停止と罰金処分を科した。さらにトニー・ラルーサ監督にはこの日の敵地・レンジャーズ戦の出場停止処分と罰金処分とした。16日(同17日)の本拠地・エンゼルス戦の9回2死に、大谷の右ふくらはぎ付近に当てた死球が故意と判断され、退場処分となっていた。
マドン監督は処分について問われると「知らなかった。(処分は)彼らが故意にやったというMLBの考えを示唆するものだ」と強調。あくまで自らは処分を下す立場にないことに触れつつも、MLBの判断には納得した表情を見せた。
ライトJr.は異議を申し立てており、ラルーサ監督は「故意じゃない」と審判団に抗議していた。敵将の発言に対し、マドン監督は「その話は知っている。彼は(監督として)そう主張するはずだ」と語った。
(Full-Count編集部)