大谷翔平はマウンド上で「逃げ腰になっている」 米スカウトが厳しい指摘
実戦は計8回1/3で19安打17失点 「日本より上のレベルで投げたことがない」
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)のオープン戦レンジャーズ戦に「7番・DH」でスタメン出場し、4打数無安打2三振に終わった。13打席連続無安打で、打率はついに1割を切って.083まで低下。24打数2安打と苦戦が続いている。
また、渡米前は打撃より高い評価を受けていた投手としても、オープン戦2試合先発で防御率27.00、練習試合を含めても計8回1/3を投げて19安打17失点と結果が出ていない。メジャーへの適応段階の二刀流について、マイク・ソーシア監督らは悲観的には見ていないものの、周囲の意見は徐々に厳しいものになってきている。ESPNのレポーターは、大谷がマウンド上で「逃げ腰になっている」というスカウトの“指摘“を紹介している。
大谷は16日(同17日)のロッキーズ戦で2被弾を含む7安打3奪三振2四死球7失点(自責7)と打ち込まれ、2回途中でマウンドを降りている。初回は無失点に抑えながら、2回にデズモンド、アレナドに本塁打を浴びるなど炎上。当初は75球程度を投げる予定だったが、50球で降板となった。
ESPNの有名レポーター、ペドロ・ゴメス氏は同サイトで公開された動画の中で、この登板を見たスカウトの話をレポート。「スカウトが私に語ったことの一つは、彼は23歳で、日本より上のレベルで投げたことがないということです。日本はタフなリーグですが、メジャーリーグのように世界で一番レベルが高いというわけではありません。オオタニはおそらく1Aで(シーズンを)始めるべきだと彼(スカウト)は言いました」。大谷に対する率直で厳しい意見を紹介している。