“番長”三浦が8回無失点の快投で2連勝 筒香も2連発でDeNAは連敗止める

三浦は歴代5位タイの23年連続ヒットもマーク

 DeNAの三浦大輔投手が敵地でのヤクルト戦で8回4安打無失点と快投し、自身2連勝を飾った。打っても歴代5位タイとなる23年連続ヒットをマークする大活躍。打線は、主砲の筒香嘉智外野手が2打席連続ソロで援護した。首位DeNAが大ベテランと若き主砲の活躍で2-0で勝利し、連敗を2で止めた。

 DeNAは今季2試合目の登板となった41歳の三浦が、立ち上がりから快投。初回は3者凡退のスタートとなった。

 すると、2回にはこの日初めての打席で、相手先発の新垣から中前打。王貞治氏を超えて歴代5位タイとなる23年連続ヒットをマークした。

 これで、ベテラン右腕はさらに乗った。2回も三者凡退の快投。すると、3回に主砲の筒香がライトへ8号ソロを放ち、チームに先制点をもたらす。三浦はその裏、先頭の森岡を歩かせるも、新垣のバット失敗によるダブルプレーなどで3人で攻撃を終わらせた。

 4回、ヤクルトは先頭の山田がレフト前に運び、初ヒットをマーク。盗塁と送りバントで1死三塁とチャンスを作るも、三浦は川端を一ゴロ、畠山をセカンドゴロに打ち取った。

 5回にはDeNAの主砲が再びバットで魅せる。筒香が先頭で新垣の直球をまたしてもライトに運び、2打席連続の9号ソロで追加点をもたらした。

 三浦は6回も3者凡退の好投。7回は2死から雄平にツーベースを打たれながら、ミレッジをサードゴロに仕留めて無失点に抑える。

 8回も続投すると、先頭の森岡は空振り三振。今浪にセンター前ヒットを許し、2死となってから田中浩にはライトへのツーベースを浴びて二、三塁とこの日最大のピンチを迎えた。しかし、ここで上田をショートフライ。8回100球を投げ切った。

 9回はルーキーの守護神・山崎康が締め、DeNAが2-0で快勝した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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