大谷翔平、初の1試合4四球 絶好機で2打席連続敬遠、HRトップと1本差のまま
両リーグトップ46本のゲレーロJr.&ペレスと1本差のまま
■アストロズ 9ー5 エンゼルス(日本時間23日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地・アストロズ戦で「3番・指名打者」で先発出場。2打席連続敬遠を含む自身最多の1試合4四球と勝負を避けられ、2試合ぶりの無安打に終わった。チームは延長12回で5-9で敗れて6連敗を喫した。
大谷のサヨナラ弾を望む地元ファンの期待は一瞬でしぼんだ。5-5で迎えた延長10回無死二塁。2ボールとなったところで、アストロズベンチは申告敬遠を指示した。声援はブーイングの嵐に変わった。5-3で一時逆転した7回2死二塁でも申告敬遠で歩かされ、15敬遠はリーグトップ。延長10回1死満塁では代打・フレッチャーの右飛で三塁からタッチアップ。しかし、右翼マコーミックのストライク送球で生還できなかった。
序盤から勝負させてもらえなかった。今季2本塁打を放っている先発右腕ガルシアの制球が安定せず、初回2死はストレートで四球を選び、4回先頭は3ボール1ストライクから四球。本塁打王を争う中での2打席連続四球にブーイングが響いた。4回無死一塁では二盗を試みたが、足が離れてタッチアウト。今季24個目の盗塁もならなかった。
リーグの本塁打王争いでは46本のブルージェイズ・ゲレーロJr.とロイヤルズ・ペレスが両リーグトップ。リーグ3位の大谷は1本差で追っている。残り10試合。ラストスパートに期待したい。
(Full-Count編集部)