大谷翔平、チームの命運握る“相関グラフ”に注目 「かなり重大な影響を与えている」
大谷の月間OPSとチームの月間勝率の変動が重なる
ア・リーグの本塁打王を激しく争っているエンゼルスの大谷翔平投手。22日(日本時間23日)のアストロズ戦では2打席連続申告敬遠を含む自身初の1試合4四球と勝負を避けられ、2試合ぶりの無安打に終わった。
6月は25試合で13本塁打、7月は23試合で9本塁打を量産していた大谷。だが、後半戦に入って下降線を描き、8月は29試合で5本塁打、9月はここまで17試合で3本塁打とペースダウン。チームもプレーオフ進出争いから脱落し、7年連続でポストシーズン進出を逃した。
大谷の打撃の状態と、エンゼルスのチーム成績の相関関係を、米メディア「CBSスポーツ」のダニー・ビエッティ記者が指摘。同記者は「私には、オオタニがチームの成績にかなり重大な影響を与えているように思える」とツイートし、1枚のグラフを添えている。
グラフは大谷の月間OPSとエンゼルスの勝率を並べたもの。そして比較材料としてブラディミール・ゲレーロJr.内野手の月間OPSとブルージェイズの勝率を並べたグラフも。これを見ると、大谷の月間OPSの上下に連動するように、エンゼルスの勝率も変動。一方、ブルージェイズは、ゲレーロJr.の月間OPSに関わらず、安定した勝率を残してきている。
大谷がエンゼルスの浮沈に大きな影響を与えている事が窺い知れるこのグラフに対しては多くのファンからも反応が。「これは多くの選手にとっても同様だ」「オオタニがいなかったらエンゼルスは4位じゃなくて最下位になっていただろうね」「最も価値のある選手と言う人もいるかもね」「1人の天使がエンゼルスを押し上げている」とコメントが寄せられていた。