ダルビッシュ、9勝目&通算80勝目ならず 6回途中4失点、リリーフが逆転弾浴びる
メジャー通算80勝となれば、黒田博樹氏を抜き日本人単独2位だったものの…
■パドレス 7ー6 ジャイアンツ(日本時間24日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、本拠地でのジャイアンツ戦に先発し、6回途中で降板した。ジャイアンツ打線を6回まで3安打に封じ、9勝目の権利を持ってマウンドを降りたが、リリーフが痛恨の逆転3ランを浴びた。パドレスはその後、一度は逆転したが同点に追いつかれ、もつれ込んだ延長10回にサヨナラ勝ちを収めた。
初回、ジャイアンツ打線を3者凡退に封じたダルビッシュ。その裏、パドレス打線はキム・ハソン、カラティニの連続適時打などで一気に4点の大量援護を送った。2回にヤストレムスキーに2ランを許したものの、5回まで失点はこの2点だけだった。
6回に四球と中前安打で無死一、二塁のピンチを招き、ブライアントを空振り三振に仕留めたところで球数が96球となり、ダルビッシュは降板。2点リードの状況でリリーフ陣に後を託したが、代わったヒルが逆転3ランを被弾。ダルビッシュは5回1/3を投げて、3安打4失点となり、9勝目も逃すことになった。
ダルビッシュはここまで通算79勝をマーク。今季9勝目をあげれば、黒田博樹氏を抜き、日本人単独2位の通算80勝目となるところだった。
(Full-Count編集部)