元外野手の161キロが「現実離れしている」 東京五輪米代表のボールにファン驚愕

Wソックス戦に登板したインディアンスのアンソニー・ゴース【写真:Getty Images】
Wソックス戦に登板したインディアンスのアンソニー・ゴース【写真:Getty Images】

外野手から投手へ転向、五輪後に初めてメジャーのマウンドへ

■ホワイトソックス 1ー0 インディアンス(日本時間25日・クリーブランド)

 東京五輪で銀メダルを獲得した野球米国代表には、とんでもない豪腕が潜んでいたようだ。インディアンスのアンソニー・ゴース投手が投げた“驚愕の”スピードボールにファンが「なんてこった」と衝撃を受けている。

 24日(日本時間25日)のホワイトソックス戦で記録した直球が100マイル(約161キロ)を記録し、「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで動画を紹介。ファンからは「これは現実離れしている」「この男は野手だったんだぜ! #リスペクト」「ワオ、彼がまだ現役だったなんて知らなかった、しかもこんな球を投げるなんて」と驚きの言葉が並んだ。

 ゴースは今季開幕からインディアンス傘下の3Aコロンバスでプレーし、東京五輪代表にも選ばれた。日本とのノックアウトステージ第1戦でも6回にリリーフ登板し、鈴木誠也から三振を奪うなど1回1/3を無失点の数字が残っている。五輪後の9月20日(同21日)になって、投手としての初昇格を果たした。

 もともとは外野手としてブルージェイズやタイガースでプレーし、2015年には140試合に出場した実績もある。17年の開幕前に自身の意思で投手へ転向、再び大リーグへと舞い戻って来たゴースの華麗なる転身には「なんて素晴らしいストーリーだ」と称賛の言葉が続いていた。

【動画を見る】これが元外野手のボール!? 次々に100マイルの速球を決めるゴースには打者もお手上げ

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