ダルビッシュ、4回2失点も11敗目 黒田氏越えの日本人単独2位通算80勝はお預け
4試合白星なし、シーズン200奪三振も届かず
■ドジャース 2ー1 パドレス(日本時間29日・ロサンゼルス)
パドレスのダルビッシュ有投手は28日(日本時間29日)、敵地でのドジャース戦に先発登板し、4回を被安打5本、2失点で降板。チームは1-2で敗れ、今季11敗目(8勝)を喫した。8日(同9日)のエンゼルス戦を最後に、4試合勝ち星がない。防御率は4.22。
立ち上がりからドジャース打線に捕まり、先頭のベッツに左翼線二塁打を浴びた。続くシーガーは三振に仕留めたものの、ターナーに左中間への先制二塁打を許した。
2回は満塁のピンチを背負ったものの、なんとか無失点で切り抜けた。3回は2死一、三塁からポロックに左前適時打を浴び2点目を奪われた。4回までに4四球を出し、6奪三振。制球に苦しむ姿が目立った。あと7つで2019年のカブス時代以来、2年ぶりのシーズン200奪三振を達成という状況のマウンドだったが、届かなかった。
ダルビッシュはヤンキースなどで活躍した黒田博樹氏に大リーグ通算79勝で並んでいる。勝てば日本人単独2位となるところだったが、果たせなかった。日本人1位は野茂英雄氏の123勝。
(Full-Count編集部)