ドラフト上位指名が濃厚!? JR東日本の左腕にスカウト注目“黄金世代”に新顔登場
2018年夏の甲子園では大阪桐蔭を相手に力投
社会人野球のJR東日本に、10月11日のプロ野球ドラフト会議上位指名を受けると噂される投手がいる。高岡商から加入して3年目の左腕・山田龍聖投手は最速150キロを誇り、プロのスカウトからも熱い視線を浴びている。
山田は高岡商(富山)3年時、夏の甲子園で根尾昂(中日)や藤原恭大(ロッテ)、柿木蓮(日本ハム)らを擁する大阪桐蔭と対戦。敗れはしたものの8回を投げ11奪三振の力投で注目された。その後はU-18日本代表に選ばれ、吉田輝星(日本ハム)らとも日の丸をつけてプレーしている。
JR東日本入社後、2年間は雌伏の時を過ごした。プロ入りが解禁になる3年目を前に体の使い方を見直すと、ボールの質が一気に変わったという。社会人の一流打者も、前に飛ばすのが難しいほどのストレートが武器だ。
現在、エースとして都市対抗野球予選を戦っており、その先にプロ入りを見据える。3年前のドラフトを沸かせた“黄金世代”に、また新たな顔が加わりそうだ。