岩隈久志、25日に術後初のブルペン入り 監督「我々には彼が必要」
昨年9月に右肩を手術、マイナー契約からメジャー復帰を目指すベテラン
右肩の手術からメジャー復帰を目指してリハビリ中のマリナーズの岩隈久志投手が、25日(日本時間26日)に術後初のブルペンでの投球練習を行うことになった。
昨年の9月末に右肩のクリーニング手術を受けた岩隈はマイナー契約を結んでマリナーズに残留。招待選手としてスプリングトレーニングに参加している。ここまで順調にリハビリを進めてきた右腕について、球団公式サイトが記事を掲載。その中で「10月に受けた手術から驚異の回復を続けている右腕ヒサシ・イワクマは、日曜日に今春初のブルペン投球を行うことになる」と伝えている。
手術後には、回復まで約5か月を要する見込みだと診断されていた岩隈の現状について、記事の中で、スコット・サービス監督の「彼の現在の状態に関して、とてもワクワクしているよ」というコメントも紹介。その言葉からも順調さが伺える。
さらに、サービス監督は岩隈に寄せる全幅の信頼を改めて言及。「言い続けていることだけど、我々には彼が必要なんだ。彼の復帰、そして我々の為にもう一度インパクトのあるシーズンを送ってくれる彼の姿を見たいんだ。理論的になるよりも、気持ばかりが先走っていなければいいんだけどね。なぜなら、彼のマウンド上でのパフォーマンスに凄く敬意を抱いているし、惚れ込んでいるんだ。彼の復帰に関して前向きな姿勢を保ち続けていくよ。彼が我々の手助けをしてくれると、心から信じているよ」。
5、6月には再びメジャーの舞台でその姿を見られると予想されている岩隈。マリナーズにとって、そしてサービス監督にとって不可欠な存在であるだけに、ブルペンでの投球練習再開は、朗報と言えるだろう。
(Full-Count編集部)