「タイミングを乱す究極の形」ポストシーズンの鬼が見せた“怪”投法にファン驚愕
レッドソックスのイオバルディはヤンキース相手に6回途中1失点
■Rソックス 6ー2 ヤンキース(ワイルドカード・日本時間6日・ボストン)
レッドソックスのネイサン・イオバルディ投手が5日(日本時間6日)、ワイルカードゲームのヤンキース戦に先発し6回途中1失点の快投でチームの勝利に貢献。そこでポストシーズンの“鬼”が披露した、変幻自在の投球フォームにファンも「試合に勝つ方法」「タイミングを乱す究極の形」と賛辞を送っている。
イオバルディがチームを3年ぶりの地区シリーズ進出に導いた。宿敵・ヤンキースを相手に、失点は6回のソロ1本のみ。モノを言ったのは変幻自在の投球フォームだ。通常のワインドアップ、左足を途中で止める変則投法、そしてスピードを上げるクイック投法を組み合わせ、ヤンキース打線のタイミングをずらし、翻弄した。
ポストシーズン7度目の登板で、防御率1.63と抜群の安定感を誇る右腕の投球を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も「タイミングのバリエーション」とコメントを添え動画を公開。これにはファンも「クエト承認」「コルテスも認める」と、メジャーを代表する“使い手”の名を挙げ絶賛。「こんなのどうやって打つんだ」「純粋な魔法だ」「タイミングを乱す究極の形」と驚きの言葉が並んだ。