パドレス、ティングラー監督を解任 ダルビッシュら昨オフ大型補強も終盤に失速
戦前は地区優勝候補の声も…79勝83敗でナ・リーグ西地区3位
パドレスは6日(日本時間7日)、ジェイス・ティングラー監督の解任を発表した。就任1年目の2020年はワイルドカードで14年ぶりにプレーオフ進出。しかし2年目の今季、チームはダルビッシュ有投手やブレイク・スネル投手ら相次ぐ大型補強をして臨んだが、8月以降に大失速。79勝83敗でナ・リーグ西地区3位に終わっていた。
球団は、AJ・プレラーGMのコメントを紹介。「ジェイスはパドレスを指揮した2年間で多大な成果を残してくれた。前例のないパンデミックの状況の中でチームを引っ張り、(昨年は)ポストシーズンに導いてくれた」と強調。「指導者、同僚、友人としての彼に対して、私は計り知れない敬意を抱いている」としつつも、「ここ数週間で多くの検討を重ねた結果、現時点で変化が必要だと我々は感じた」との結論に至った。
ティングラー氏は40歳。発表では「球団に残るための機会が提供されている」としている。
(Full-Count編集部)