「大谷のように先発ではないけど…」 Rソックス外野手が二刀流挑戦を表明
高校時代は最速156キロの二刀流選手、オフに投手練習を再開する予定
レッドソックスのアレックス・ベルドゥーゴ外野手が8日(日本時間9日)、2023年の二刀流挑戦へ意欲を見せた。敵地で行われたレイズとの地区シリーズ第2戦前に報道陣の取材に対応。「来年投げるかどうかは分からないけど、2023年までには間違いなく二刀流に挑戦したいね」と決意表明した。
25歳のベルドゥーゴは高校時代に最速97マイル(約156.1キロ)を投げる左投手だった。「その時はみんなが二刀流をやっていたけど、その中でも優秀な二刀流選手だったと感じたんだ。とにかく(投手としての)体を強化して、投球プログラムを再び始めないといけない。挑戦するのが楽しみだね」と目を輝かせた。
打者ではレッドソックス打線の中軸を任されている。「オオタニのように先発として投げるわけではない。救援投手として投げたいと思っている。試合の途中で登場して、チームを助けたいんだ。肩の強度を増すために1年くらい時間が欲しい。遠投などを行って、強い球を投げる際に肩が耐えられるようにするためにね」と意気込んだ。
コーラ監督によると、オフにシアトル郊外のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」でトレーニングを積む予定もあるという。指揮官も「まだ97~98マイルは投げられる自信があるようだ」と期待を込めた。