市和歌山の小園健太は2球団競合の末、DeNAが1位 相方の松川虎生はロッテ1位
今春の甲子園では初戦の県岐阜商戦に先発し完封勝利
2021年の「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が11日、都内のホテルで行われ、注目の1人だった市和歌山高・小園健太投手はDeNAが指名権を獲得した。DeNA、阪神が1巡目で入札し2球団が競合。DeNAが当たりクジを引き当てて交渉権を手にした。また、バッテリーを組んだ松川虎生捕手はロッテのドラフト1位に指名された。
小園は最速152キロの直球にスライダー、カーブ、カットボールなど多彩な球種も操る完成度が高い右腕。今春の選抜では初戦の県岐阜商を相手に完封勝利を挙げ全国デビュー。春夏連続の甲子園を目指したが、全国制覇を果たした智弁和歌山に和歌山大会決勝で敗れ涙を飲んだ。
松川は高校通算43本塁打の強肩強打の捕手。エース・小園とバッテリーを組みドラフト上位候補として注目を集めていたがバッテリーで1位指名を受けた。
(Full-Count編集部)