アストロズ・コレア、“サイン盗み疑惑”を一蹴 敵地で大勝し「事実無根で失礼」

アストロズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】
アストロズのカルロス・コレア【写真:Getty Images】

Wソックス・テペラがアストロズの“サイン盗み”を匂わす発言も…

■アストロズ 10ー1 Wソックス(地区シリーズ・日本時間13日・シカゴ)

 ア・リーグの地区シリーズ第4戦が行われ、アストロズ(西地区)が敵地でホワイトソックス(中地区)に10-1で快勝しリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。逆転のタイムリーを放ったカルロス・コレア内野手はチームが“サイン盗み”の疑惑をかけられたことに「事実無根で失礼な発言だ」と反論した。

 歓喜の瞬間を終えるとコレアは“疑惑の目”を一蹴した。事の発端は第3戦後にホワイトソックスの救援右腕ライアン・テペラが「敵地で空振りが多かった」といった“サイン盗み”を匂わす発言だ。2017年の汚点をぶり返すようなコメントを米メディアもこぞって取り上げていた。

 この日、1点を追う3回に逆転の2点タイムリーを放ったコレアは試合後のインタビューで、この騒動について言及し「事実無根で失礼な発言だ」と怒り心頭。根拠のないテペラの発言に「162試合の(レギュラー)シーズンにおける敵地でのOPSを見ればうちのチームがメジャートップだ。彼らのOPSは本拠地での試合のほうが敵地でのそれよりかなり高い。事実を知らないといけない子がまた出てきたわけだね」に一蹴した。

 実際にアストロズの本拠地でのOPSは.788で両リーグ7位、敵地では.780で同1位を記録している。一方、ホワイトソックスの本拠地でのOPSは.789で同6位、敵地では.729で同11位だった。

 試合はアストロズ打線が14安打10得点と“敵地”で爆発し快勝しリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。今回の騒動で来シーズンは因縁の対決になるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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