あと5人程度の放出が必要? ドラフトと戦力外でオリの支配下枠はどうなった
1位の東北福祉大・椋木ら7人をドラフトで指名したオリックス
11日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では支配下で77人が12球団から指名を受けた。その一方で、第一次戦力外通告期間が進み、各球団が来季に向けた戦力整理を進めている。ここでは各球団のドラフト指名人数、現時点での支配下登録数を検証してみよう。
今回はパ・リーグでロッテと激烈な優勝争いを展開しているオリックスだ。今秋ドラフトでは東北福祉大の椋木蓮投手を1位指名。先発、リリーフ共に適性を見せる右腕を一本釣りした。2位では巧打の光る関大の野口智哉内野手を指名するなど、投手3人野手4人の7人を指名した。
その一方で、優勝争いの真っ只中でありながらも、吉田一将投手や荒西祐大投手、飯田優也投手ら支配下6選手に戦力外を通告。来季に向けての戦力整備を推し進めている。
現状での支配下登録は69人。ドラフトで7人が加わり、戦力外となった6選手が支配下から外れ、現時点では上限ちょうどの70人となる。今季の2月1日のキャンプイン時点での支配下登録は65人で、同水準とするならば、外国人の放出や戦力外、育成再契約などで、ここからさらに5人前後の整理が必要となりそうだ。
○オリックス(支配下登録69人)
・戦力外
吉田一将投手
荒西祐大投手
飯田優也投手
榊原翼投手
鈴木優投手
神戸文也投手
・ドラフト
1 椋木蓮投手(東北福祉大)
2 関口智哉内野手(関大)
3 福永奨捕手(国学院大)
4 渡部遼人外野手(慶大)
5 池田陵真外野手(大阪桐蔭高)
6 横山楓投手(セガサミー)
7 小木田敦也投手(TDK)
(Full-Count編集部)