松坂大輔、引退セレモニー 本拠地のマウンドで5度宙を舞い満開の笑顔で去る
場内一周で大声援のファンに別れ
■日本ハム 6ー2 西武(19日・メットライフ)
西武・松坂大輔投手が19日、本拠地で行われた日本ハム戦で現役最後の登板を終えた。慣れ親しんだ球場で背番号「18」を背負い、引退セレモニーではチームメートの手で5度、宙を舞った。
満身創痍の中、先発としてマウンドに上がり、横浜高の後輩にあたる日本ハム・近藤に対して全5球の勝負。最後はカウント3-1からの116キロが外れて四球だった。
試合後は引退セレモニーが行われ、何度も上がったマウンドに右手を付いて感謝の思いを示すと、万感の表情を浮かべた。一塁ベンチ前でチームメートと握手を交わすと、促されて再びマウンドへ行き、仲間たちの手で胴上げされた。場内一周では帽子を取って笑顔を見せ、ファンに別れを告げた。
(Full-Count編集部)