松坂大輔、斎藤佑樹の引退で残るは7人に… 夏の甲子園“優勝投手”の今は?
楽天・田中将は181勝と大活躍、西武の“ドラ1”2人もローテの一角に
西武・松坂大輔投手と日本ハム・斎藤佑樹投手が今季限りでユニホームを脱いだ。松坂は1998年夏の甲子園決勝でノーヒットノーランを達成して優勝。斎藤は2006年夏の甲子園で延長再試合の末勝利し、一躍時の人となった。2人が引退し、NPBで現役を続けている“夏V腕”たちの成績はどのようなものだろうか。(成績は20日現在)
残る現役選手は7人。断トツの成績を収めているのが楽天・田中将大投手だ。北海道・駒大苫小牧高で2005年に2年生ながらエースとして夏の甲子園を制覇した。翌2006年は決勝で斎藤佑樹率いる早実高に延長再試合の末敗れたが、同年の高校生ドラフト1巡目で楽天に入団。2013年には24勝0敗という圧倒的な成績を収めて海を渡った。ここまで日米通算181勝をマークし、200勝を目前にしている。
またローテーションの一角として頭角を表してきているのが、西武の高橋光成投手と今井達也投手だ。高橋光は群馬・前橋育英高で2013年に夏の甲子園を制覇、その2年後に栃木・作新学院高の今井が日本一の栄冠を手にしている。ともに高卒ながらドラフト1位で西武に入団し、高橋光は今年自身2度目の2桁勝利を達成。今井も8勝7敗、防御率3.37と安定した投球を見せている。