「打撃は坂本、守備は源田」ロマン溢れる高卒2年目、逆シングル→反転スローの超美技
2回1死一塁の場面で三遊間深い打球に逆シングルで好捕→反転スローでアウトを奪う
■オリックス 3ー2 西武(21日・京セラドーム)
オリックスの紅林弘太郎内野手が21日、西武とのホーム最終戦(京セラドーム)に「8番・遊撃」でスタメン出場。負けられない一戦で逆シングル&反転スローの超美技で球場を沸かせ、ファンも「打撃は坂本、守備は源田」と大絶賛だった。
27年ぶりのリーグ制覇に向け高卒2年目の若武者が躍動した。2回1死一塁、山野辺が放った三遊間への打球に追いつくと逆シングルで好捕。内野安打かと思われたが、すぐさま反転し二塁へ完璧な送球しアウトを奪った。
10日のソフトバンク戦では左手首付近に死球を受け、今でもサポーターを付けながら満身創痍でプレーを続けている。同級生の先発・宮城を助けた好プレーを「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも「球際の強さがメッチャ凄い」とのタイトルで動画を公開。
4回には2死二、三塁から左翼へ大飛球を放ち2点を加える先制打(記録は失策)を放つなど攻守で活躍。プレッシャーのかかる場面で飛び出たビッグプレーにファンも「打撃は坂本、守備は源田になれる」「神業」「今宮みたい」「成長ハンパねぇ」と歓喜の声を上げていた。