ド軍テイラー、PO史上3人目の3発6打点 初のカーテンコールに感激「特別な瞬間」

3本塁打を放ったドジャースのクリス・テイラー【写真:AP】
3本塁打を放ったドジャースのクリス・テイラー【写真:AP】

2回に逆転1号2ランから5回2号2ラン、7回3号ソロ

■ドジャース 11ー2 ブレーブス(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間22日・ロサンゼルス)

 ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦が21日(日本時間22日)に行われ、ドジャースのクリス・テイラー外野手が1試合3本塁打の離れ業を演じた。5打数4安打6打点と大活躍し、チームは対戦成績を2勝3敗とした。試合後、テイラーは「素晴らしいね。間違いなく夢のような気分だよ」と興奮気味に振り返った。

 負ければ終戦の大一番。7番・テイラーが大暴れを見せた。1点差に迫った2回に逆転1号2ランを左越えへ。4-2で迎えた5回に中越え2号2ランを放ち、7回には2打席連発となる左中間3号ソロ。1試合3発は公式戦を含めて自身初だ。「ポストシーズンではもちろんのこと、試合で3本塁打するなんて全く思わなかった。まだ実感がわかないよ」と喜んだ。

 3回の中前適時打と合わせ、3本塁打を含む4安打6打点。ポストシーズンでの1試合3本塁打6打点以上は2011年アルバート・プホルス(カージナルス)、2017年キケ・ヘルナンデス(ドジャース)に次いで史上3人目だ。7回のダメ押し弾後に観客からカーテンコールを受け、「今回が初めてだ。ここは特別な場所だし、ファンも素晴らしい。この舞台で、そしてこうしたファンの前で初めてこんな経験ができたのだから、特別な瞬間さ」と感慨に浸っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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