混戦パ・リーグ、ロッテとオリックスの勝率並んだらどうなる? 優勝条件をチェック

ロッテ・井口資仁監督(左)とオリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督(左)とオリックス・中嶋聡監督【写真:荒川祐史】

最終勝率が並んだ場合は、リーグ内勝率の高いロッテが優勝

 パ・リーグの優勝争いが佳境を迎えている。25日はオリックスが楽天と今季最終戦(楽天生命)を戦い、ロッテは本拠地ZOZOマリンでソフトバンク戦。24日終了現在で優勝マジック3としているロッテの最短Vは27日、また現在首位のオリックスが優勝する場合も、同じく27日の優勝決定があり得る。

 オリックスが25日の楽天戦を勝つとシーズン最終勝率は.560。ロッテは2敗した時点でこれを上回れなくなる。25日オリックス〇、25、27日にロッテ●●でオリックスの1996年以来25年ぶりの優勝が決まる。

 一方、オリックスが25日の試合で負けた場合、最終勝率は.552にとどまる。ロッテは残り試合で3敗しなければこれを上回り、25日と27日の楽天戦(楽天生命)で1勝1分け以上なら優勝が決まる。

 さらに、オリックスが25日の試合を引き分けると、シーズン19分けでロッテと引き分けの数が並ぶ。この場合ロッテが残り4試合を2勝2敗で行くと、69勝55敗19分けで最終勝率で並ぶ可能性がある。リーグ規定により「今季の直接対決結果」で順位を決めることになるが、このカードは10勝10敗5分け。次の規定で「リーグ内の勝率」が高いロッテが優勝となる。

 この場合の最短も25日にオリックス△、25日からロッテが〇〇のケースで、最短で27日にロッテの優勝が決定する。

(Full-Count編集部)

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