カージナルス新監督は現役メジャー最年少35歳 “モリーナより若い”青年指揮官に
3年連続PO進出、シルト氏後任にベンチコーチが昇格
米大リーグ、カージナルスの新監督に、今季ベンチコーチを務めていたオリバー・マーモル氏が就任すると米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が伝えている。マーモル氏はまだ35歳で、MLB現役最年少監督となる。
記事によると、カージナルスは25日(日本時間26日)の朝にマーモルを次期監督として発表するという。マーモルは2019年からカージナルスのベンチコーチ、その前2年間は一塁ベースコーチを務めていた。
マーモルは選手としての大リーグ経験はなく、2010年までカージナルス傘下でプレー。その後指導者としてマイナー、メジャーの階段を上って来た。マイナー球団で5年間指揮を執り、268勝225敗、指揮した5チームのうち4チームがポストシーズンに進んでいるという。
何より注目されるのはその若さ。現役最年少指揮官となるだけでなく、チームのレジェンドと言われるアダム・ウェインライト投手(40歳)、ヤディアー・モリーナ捕手(39歳)よりも若い。
カージナルスは今オフ、3年半指揮を執ったシルト監督を解任。3年連続のプレーオフ進出を果たし、特に今季はレギュラーシーズン終盤に17連勝して滑り込む手腕を見せていたが球団側は「哲学の違い」を理由とし、後任が注目されていた。
(Full-Count編集部)