田中将大、NPBシーズン初の負け越し 好投も打線の援護なく9敗目、10戦未勝利
渡米前の在籍期間を含め楽天8年間で初のシーズン負け越し
■オリックス 4ー0 楽天(25日・楽天生命パーク)
楽天の田中将大投手が25日、本拠地でのオリックス戦に先発。8回4安打2失点(自責1)の好投も、打線の援護なく9敗目を喫した。日本球界復帰1年目となった今シーズンは、23試合に登板し4勝9敗、防御率3.01でNPBでは初の負け越しとなった。
オリックスのエース・山本と痺れる投げ合いだった。試合が動いたのは5回。1死からT-岡田に四球を与えると、続く安達を遊ゴロに抑え2死二塁。ここで紅林に左前適時打を浴び先制を許すと、7回にもエラー絡みで2死一、三塁のピンチを迎え再び紅林に右前適時打を浴びた。
8回4安打2失点の粘投を見せたが味方打線の援護なく敗戦投手に。これで10試合連続で白星がなく、9敗もNPBでのキャリアワーストを更新。また、渡米前の在籍期間を含め計8年間で初の負け越しとなった。
〇田中将大、楽天でのシーズン成績
2007年 11勝7敗、防御率3.82
2008年 9勝7敗1S、防御率3.49
2009年 15勝6敗1S、防御率2.33
2010年 11勝6敗、防御率2.50
2011年 19勝5敗、防御率1.27
2012年 10勝4敗、防御率1.87
2013年 24勝0敗1S、防御率1.27
2021年 4勝9敗、防御率3.01
(Full-Count編集部)