DeNA出陣式で開幕オーダー発表 ラミレス監督「7番・右翼」でルーキー神里抜擢
30日に本拠地ヤクルト戦でシーズン開幕
DeNAは25日、JR桜木町駅前広場で出陣式を行った。今季3年目の指揮を執るアレックス・ラミレス監督は、朝から配布された整理券を獲得して集まった熱狂的ファンの前で、30日に開催される開幕戦ヤクルト戦の先発オーダーを発表。「3番・左翼」には、オープン戦最終戦で待望の一発が飛び出した主砲・筒香嘉智外野手を指名。「7番・右翼」にはルーキー神里和毅が抜擢された。
ラミレス監督は3番・筒香、4番・ロペス、5番・宮崎敏郎と続くクリーンアップに「今年は素晴らしいシーズンを送ってくれると信じている。球界でNO1のクリーンナップ。3人で300打点、85本塁打、打率3割を期待したい」と話した。
昨季はシーズン3位ながら、クライマックスシリーズ(CS)で大健闘を見せ、19年ぶりの日本シリーズ進出を果たした。パ・リーグ覇者のソフトバンクと第6戦まで戦ったが頂点には届かず。迎える2018年シーズンは「VICTORY is within US.(勝利は我らの中にある)」を掲げて、20年ぶりの日本一を目指す。
この春は外野手競争が激化。主砲・筒香に加え、桑原将志、梶谷隆幸、乙坂智のほか、佐野恵太、楠本泰史、神里和毅といった若手も奮起し、ラミレス監督は嬉しい悲鳴だ。内野には、阪神からFA移籍してきた大和が加わり、攻撃陣はさらに厚みを増す。
開幕投手を務めるのは4年目左腕の石田健大。2年連続での大役で、今年はチームに初白星を飾りたい。
発表された開幕オーダーは次の通り。
1(中)桑原将志
2(遊)大和
3(左)筒香嘉智
4(一)ロペス
5(三)宮崎敏郎
6(捕)戸柱恭孝
7(右)神里和毅
8(投)石田健大
9(二)倉本寿彦