これも“松坂効果”? 中日OP戦最終戦で6球場最多の3万6096人が来場

中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】
中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

「9番・投手」で先発した松坂は5回6安打3失点だった

 中日の松坂大輔投手が25日、ナゴヤドームで行われたロッテとのオープン戦に先発した。開幕に向けて最後のオープン戦となる一戦。開幕ローテ入りを狙う右腕は予定通りの5回まで投げて93球。4回に4長短打を集められて3点を失い、6安打3四球3失点という内容だった。

 この日のナゴヤドームには“松坂効果”が如実に表れていた。開場前から外周コンコースには長い列が出来ており、オープン戦にも関わらず集まった観衆は3万6096人。日曜日のデーゲームということもあるが、これまで空席の目立った5階席にも多くのファンが入るなど、驚異的な動員力を見せつけた。

 この日行われた他球場を見ても、3万6096人(収容4万500人)は最多。マツダスタジアムの3万782人(収容3万3000人)、東京ドームで行われた3万1364人(収容4万6000人)を上回った。試合後、森繁和監督は「日曜日と松坂が投げるってことで、そういうことがたまにはあってもいいのかな。出来るなら日曜を避けて平日に投げられる状態が1か月に1回でもあれば、いいと思いますけど」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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