オリ優勝の瞬間は「不思議な光景」　ロッテの試合を見守る選手たちが「可愛い」

オリックスナインが京セラドームのベンチでロッテの試合を固唾を飲んで見守る

　27日に25年ぶりのパ・リーグ優勝を決めたオリックス。2位のロッテが楽天に敗れたため、本拠地・京セラドームで固唾を飲んで見守っていたオリックスナインに歓喜の瞬間が訪れた。

　オリックスはすでに全日程を終了しており、優勝の行方はロッテの結果次第となっていた。楽天が8回に勝ち越しに成功。ロッテの9回の攻撃を、オリックスナインは本拠地のビジョンに映し出された映像で見守った。1球1球に声をあげ、ソワソワとした空気のベンチ内。楽天の抑えの宋家豪が3者連続三振に切ると、選手たちは一斉にグラウンドへとなだれ込んで歓喜の輪を作った。

　中嶋聡監督はコーチ陣と固い握手、抱擁を繰り返すと、選手たちの輪の中へと向かい、3度宙を待った。この25年ぶりの歓喜の時を「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeが「京セラD大阪で『25年ぶり歓喜の瞬間』」と動画で公開。「みんながソワソワしてる感じほんま可愛い」「感動をありがとう」「不思議な光景で草」「この場面マジで一生見れる」「泣ける」などと祝福と歓喜のコメントが殺到していた。