今季メジャー初昇格の川崎宗則、即スタメンも3打数無安打に終わる
正遊撃手のレイエスは復帰間近、短期間のメジャー昇格とも報じられる中でアピールならず
ブルージェイズの川崎宗則内野手が今季初めてメジャー昇格を果たし、22日(日本時間23日)の本拠地マリナーズ戦で、いきなり「9番・二塁」でスタメンに名を連ねた。しかし、3打数無安打1三振の不発に終わり、試合は3-4で敗れている。
1点リードの3回無死一塁で回ってきた今季メジャー初打席。川崎は渡米1年目の2012年にプレーした古巣のエース、「キング」ことフェリックス・ヘルナンデスの初球を果敢に打って出たが、ショートゴロに終わった。
1-4となり、6回の先頭で回ってきた第2打席は、2球で追い込まれてから粘ったが、7球目の81マイル(約130キロ)のカーブに空振り三振。8回には無死一塁の場面でスミスの2球目の93マイル(約150キロ)の速球に遊ゴロ。ダブルプレーでチャンスを潰してしまった。
ブルージェイズとマイナー契約を結んでいた川崎は今季、傘下3Aバファローで開幕を迎えていた。正二塁手のデボン・トラビスが左肩を痛めて故障者リスト(DL)入りしたため、初昇格が決定。チームに合流して即スタメン出場したが、ヒットは出なかった。
故障離脱していた正遊撃手ホセ・レイエスがこの日、バファローでリハビリ試合に出場し、25日(日本時間26日)からメジャー復帰予定。ムードメーカーとして地元ファンと同僚に圧倒的な人気を誇る川崎だが、短期間のメジャー昇格となる可能性があるとも報じられている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count