田中将大、来月2日からのマリナーズ3連戦で復帰も　地元メディアが報じる

28日に2度目のリハビリ登板、「予想以上に早く復帰できるかもしれない」

　右手首の炎症と前腕部の張りで故障者リスト（DL）に入っているヤンキースの田中将大投手が、6月1日（日本時間2日）にスタートするマリナーズとの敵地3連戦で復帰する可能性があると地元メディアが伝えた。ESPNは「マサヒロ・タナカは予想以上に早く復帰できるかもしれない」との見出しで報じている。

　田中は21日（同22日）、ヤンキース傘下3Aスクラントンの一員として、4月下旬にDL入りしてから初めてとなる実戦に登板した。レイズ傘下3Aダーラムを相手に3回41球を投げ、2奪三振で四球ゼロと好投。その翌日の22日（同23日）には、レンジャーズ戦の前に軽いキャッチボールを行ったという田中について、ジョー・ジラルディ監督は朗報を口にした。

「彼は今日いい感じで、腕の状態も最高だと話していた。彼は水曜日にもう1回登板して、我々はそこから状況を判断する。それが次のステップだ。さっき彼と話したばかりだけど、全ては順調だ」

　田中は27日（同28日）に敵地で行われるレッドソックス傘下3Aポータケット戦で2度目のリハビリ登板に臨む予定となった。