暴行疑惑バウアー、契約破棄せずにドジャース残留 年俸36.5億円でFA補強に影響か

ドジャースのトレバー・バウアー【写真:AP】
ドジャースのトレバー・バウアー【写真:AP】

移籍1年目の今季は7月に女性暴行疑惑で制限リスト入り、来季復帰のメドも立たず

 昨季サイ・ヤング賞を受賞したドジャースのトレバー・バウアー投手が今オフにフリーエージェントになるオプトアウト権(契約破棄)を行使せず、来季年俸3200万ドル(約36億5000万円)で残留するとMLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が伝えた。

 バウアーは昨オフに3年総額1億200万ドル(約116億5000万円)の大型契約でドジャース入り。主戦投手として奮闘していたが、7月2日(日本時間3日)に女性への暴行疑惑を理由に制限リスト入り。当初の休職期間は1週間だったものの、9度の延長が繰り返されポストシーズンもマウンドに立つことはなかった。今季は17試合登板し、8勝5敗、防御率2.59。来季の復帰のメドも立っていない。

 2023年も年俸3200万ドルで来季終了後にもオプトアウト権を持っている。米最大の移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は「いうまでもなく、バウアーが(2023年までの)6400万ドルを破棄する可能性はなかったが、出場停止処分を受けることによってそのうちのいくらかを失うことになるかもしれない」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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