燕&阪神&巨人の“応援芸能人”がCS展望 G党ナイツ塙さんは敢えてのキーマン指名
磯山さやかさん、松村邦洋さん、ナイツ・塙宣之さんらがトークバトル
日本シリーズ進出を争う「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」(CS)が6日に開幕する。熾烈な短期決戦を前に、出場する3球団の熱烈なファンとして知られる芸能人3人が“トークバトル”を展開。ヤクルトを応援するタレントの磯山さやかさん、阪神愛が止まらないものまねタレントの松村邦洋さん、大の巨人党であるお笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之さんが、それぞれ注目選手を挙げた。
磯山さんは、6年ぶりのリーグ優勝を果たしたヤクルト戦いぶりを「100点」と評価。9勝を挙げた奥川恭伸投手の存在や、高津臣吾監督の“言葉の力”を絶賛した。ファイナルステージの鍵を握る選手として推薦したのは、塩見泰隆外野手。プロ4年目の今季はサイクル安打も達成し、リードオフマンして台頭。「塁に出たら何かやってくれそう」と期待した。
松村さんは、十八番の掛布雅之氏らのものまねを披露しながら阪神の戦いを総括。近本光司外野手、中野拓夢内野手の1、2番コンビや、24本塁打を放った大型ルーキー佐藤輝明内野手の名前を挙げて絶賛した。ファーストステージで期待するのは、高橋遥人投手。初完投、初完封も巨人戦という“Gキラー”に「向かっていく姿が好き」と話した。
シーズン終盤に10連敗を喫しながらも、3位を死守した巨人。塙さんは落ち込んだ様子を見せながらも「巻き返す力はある」とキッパリ。下克上のキーマンとして、今季途中に日本ハムから移籍した中田翔内野手を挙げた。移籍後も打率.154に終わり「賛否両論ありますが……」と言いながらも、奮起を確信。「獲ったからには爆発して、結果を残すことで色々言われていることを払拭するしかない」と言い切った。
阪神と巨人が激突するファーストステージは6日に甲子園球場で開幕。先に2勝を挙げたチームが、神宮野球場で10日からヤクルトとファイナルステージを戦う。4戦先勝制で、ヤクルトには1勝のアドバンテージが与えられる。コロナ禍の影響で、同点の場合は9回打ち切りで引き分けに。各ステージの勝ち上がり球団が確定した時点でコールドゲームとなる。日本シリーズをかけた熱い戦いから目が離せない。