鈴木誠也は「外野手最大の契約を掴む可能性」 “スター不在”のFA市場が追い風に
ブリーチャー・レポート「一流の外野手が盛りだくさんというわけではない」
広島の鈴木誠也外野手が、今オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する見通しだとMLB公式サイトが伝えた。これを受け、さらに増した注目度。スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」では「今冬のFA市場において外野手最大の契約を掴む可能性もある」と見据えた。
同メディアは、MLB公式の報道を引用しつつ、オフの動向を展望。「今オフのFA市場には一流の外野手が盛りだくさんというわけではない」と状況を分析。今季マーリンズとアスレチックスでプレーし、打率.310、47盗塁をマークしたスターリング・マルテを筆頭候補に挙げるが「彼は先月33歳になった」と年齢面にも触れた。
その上で「スズキの年齢、そして(能力的な)強みがあれば、今冬のFA市場において外野手最大の契約を掴む可能性もある」と予想。年齢面の優位性は明らかなようで、ドジャース専門メディア「True Blue」のブレイク・ハリス記者も「セイヤ・スズキは本物。ドジャースが(今後)彼に興味を持つことになるかどうかは不明だが、まだ27歳で、アクーニャJr.とも比較できる選手だ」とツイート。2018年の新人王で、2019年には8年総額1億ドル(約113億円)の契約を結んだ23歳の名前を挙げた。
(Full-Count編集部)