元ソフトバンク左腕が45歳で急逝 2005年在籍のフェリシアーノ氏、メッツが声明発表
ソフトバンク退団後、メッツで3年連続リーグ最多登板を記録
2005年にソフトバンクでもプレーした左腕ペドロ・フェリシアーノ氏が8日(日本時間9日)に45歳の若さで亡くなったとMLB公式サイトが伝えた。死因は明らかにされていないが、この記事では2013年に、遺伝による心臓病と診断されていたと伝えている。
フェリシアーノは2005年にメッツからソフトバンク入りし、リリーフで37試合に投げ3勝2敗、防御率3.89の数字を残した。2006年にはメッツに復帰、2013年まで大リーグ通算484試合に登板し22勝21敗4セーブ、防御率3.33の成績を残している。2008年からの3年間は86、88、92試合に投げ、それぞれリーグ最多登板を記録した。
メッツは「ペドロ・フェリシアーノが亡くなったと聞いて、私たちは深い悲しみにくれています。チームメートにすばらしい影響を与え、最もタフで競争力があり、頼りになる救援投手の1人としての名声とともに、メッツ組織の最愛のメンバーとして記憶されるでしょう。私たちの思いと祈りはフェリシアーノの家族とともにあります。安らかに、ペドロ」との声明を発表した。
フェリシアーノはメッツでしか大リーグ出場歴がなく、登板数はジョン・フランコの695登板に次ぐ球団史上2位だ。
また死去を最初に報じた米スポーツ専門局ESPNのコメンテーター、エドゥアルド・ペレス氏(元阪神)によると、フェリシアーノは眠っている間に亡くなったという。
(Full-Count編集部)