エンゼルスは“リスク覚悟”のFA補強すべき MLB公式がCY賞候補左腕の獲得を進言
MLB公式「ポストシーズンに戻るために投手がほしくてたまらないエンゼルス」
課題の投手陣にメドが立たず、ア・リーグ西地区4位に沈んだエンゼルス。補強は待ったなしの状況の中、MLB公式サイトでは今冬のFA市場での大胆予想を展開。今季13勝を挙げ、サイ・ヤング賞の最終候補3人に入ったブルージェイズのロビー・レイ投手を獲得すべきだとの見方を示した。
MLB公式が「17の大胆なFA予想」とのタイトルで掲載した記事の中で、レイの去就について展望。昨季は2勝止まりながら、今季は32試合に登板し、13勝7敗、防御率2.84をマークした左腕について「刺激的な球とワイルドさで私たちに対して長く思わせぶりだったが、ついに2021年シーズンで全てをうまくまとめた」と評した。
投球もさることながら、強烈なスキニーズボン姿も注目の的に。記事でも「彼のぴったりしたズボンと物凄い数字は球界の話題の種だった」と述べている。ただ、来季も同様の成績を残せるかは懐疑的なようで「この1年のサンプルがレイの新しい標準になると大きく賭けに出るのはリスクだ」とも。失敗する可能性は拭い去れないが「ポストシーズンに戻るために投手がほしくてたまらないエンゼルスほど、こういったリスクを取ったほうがいいチームがあるだろうか?」とまとめた。
今季は投手として9勝を挙げた大谷翔平投手に頼る格好となった先発陣。大胆予想通りにレイを獲得することはあるのか、オフの動向に注目が集まる。