残留してくれたら「ディナー1年間タダ」 レッズFAの主砲にレストラン店主“珍提案”

レッズからFAとなったニック・カステヤノス【写真:Getty Images】
レッズからFAとなったニック・カステヤノス【写真:Getty Images】

打率.309&34本塁打のカステヤノスの引き留めにファンも躍起

 今オフ、主力の流出が相次いでいるレッズ。今月に入ってからは、球宴にも選出された主砲のニック・カステヤノス外野手がFAに。チームを去られるのは困ると、立ち上がったのは地元のレストラン店主。「ディナー1年無料」をうたい、引き留めたい球団を“援護射撃”している。

 米紙「USAトゥデイ」によると、チームが本拠を置くシンシナティのレストラン店主ジェフ・ルビー氏は、カステヤノスとの2ショット写真を添えて「シンシナティにある私の3つのレストランでは、ディナーは1年ずっと私のおごりだ」とツイート。自腹を切ってでも、主力を引き留めたい本気度を示した。

 当のカステヤノスに届いたかどうかは定かではないが、元レッズ選手たちは反応。2000年前後にレッズのクローザーを担ったダニー・グレーブス氏は「私はこの契約にサインする!」とノリノリで、2011年から5年間チームに在籍したトッド・フレイジャーも「もし私にこう言ってくれていたら、私はまだレッズの一員だったのに(笑)」と洒落っ気を交えてつぶやいた。

 チームではすでに今季12勝挙げた左腕ウェイド・マイリー投手がカブスに、ゴールドグラブ賞を2度受賞しているタッカー・バーンハート捕手がタイガースにそれぞれ移籍。カステヤノスは今季138試合に出場し、キャリア最高となる打率.309、34本塁打をマークしている不動の主力だけに、ファンは大枚をはたいてもレッズにいてほしいだろう。

(Full-Count編集部)

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