オリックス山岡、日本Sメンバー入りへ意欲「投げたい気持ちある」 16日にテスト登板
16日に京セラドームで実戦登板「投げれるところで投げる。こだわりはない」
右肘手術から復活を目指すオリックスの山岡泰輔投手が日本シリーズメンバー入りに意欲を見せた。15日、京セラドームで行われた1軍練習に合流。16日に実戦登板が予定されており「最後に投げるチャンスを与えてもらえたら、投げたい気持ちある」と力を込めた。
山岡は6月22日の日本ハム戦に先発した際に右肘に違和感を訴え降板。その後は患部の状態を見ながら復帰を目指したが、状態が上がらず9月中旬に手術を行っていた。
すでにキャッチボール、ブルペン投球、打撃投手などをこなし違和感ない状態まで仕上がっているという。リハビリは順調で「痛みとかはもうない。実戦感覚が離れているのでどれぐらいの出力が出るかだけ」と、16日に京セラドームで行われる実戦登板で最終チェックを行う。
チームはリーグ優勝を果たしクライマックスシリーズを突破。リハビリ期間中は「嬉しい半面、悔しい気持ちをあった」と本音も口にし、「そこを焦らずやらせてくれた周りの人に感謝。あとは監督の判断になる。本当にどこでもというか、投げれるところで投げる。こだわりはない」と話す。
2年連続で怪我に泣かされた右腕が悔しさを晴らすべく、最終テストで結果を残し日本シリーズメンバー入りを狙う。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)