エンゼルスの補強戦略にも影響? FA目玉ロドリゲスがタイガースと5年約88億円で合意

タイガースと契約合意が報じられたエドゥアルド・ロドリゲス【写真:Getty Images】
タイガースと契約合意が報じられたエドゥアルド・ロドリゲス【写真:Getty Images】

ロドリゲスにはエンゼルスやブルージェイズなども関心を示していた

 今オフのFA市場で目玉の1人とされていたエドゥアルド・ロドリゲス投手が、タイガースと5年総額7700万ドル(約88億円)で合意した、と米メディアが一斉に伝えた。レッドソックスからのクオリファイングオファーを拒否し、FAとなっていた左腕には大谷翔平投手も在籍するエンゼルスも獲得に興味を示していた。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「タイガースがエドゥアルド・ロドリゲスと契約へ」と速報。5年総額7700万ドル(約88億円)で合意したことに加え、最初の2年の条件が計2800万ドル(約32億円)となること、2年目シーズン終了後にオプトアウトの権利を有していること、トレード拒否権と300万ドルの出来高が付帯していることなどを伝えている。

 ロドリゲスは今季32試合に登板して13勝8敗、防御率4.74の成績をマーク。2019年に19勝をあげるなど、4度の2桁勝利を達成している。タイガースのほか、今季までプレーしたレッドソックスやブルージェイズ、そしてエンゼルスも興味を示していた。記事でも「ロドリゲスには多くの需要があったように思えた。ブルージェイズ、エンゼルス、そしてレッドソックスは彼に興味を持っていることで知られていた」と指摘。今オフ、先発投手の補強を目指していたエンゼルスにとってはターゲットの1人を逃すことになった。

(Full-Count編集部)

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