元巨人のジャイアンツ・キャプラー監督が最優秀監督賞に選出 NPB経験者では5人目
ア・リーグはレイズのキャッシュ監督が2年連続で受賞
全米記者協会が選出する今季の最優秀監督賞が16日(日本時間17日)、発表され、ナ・リーグは元巨人でジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督が選出された。キャプラー監督は初受賞。NPB経験者では5人目の最優秀監督賞受賞となった。
1995年の米ドラフト57巡目でタイガース入りすると、1998年にメジャーデビュー。レンジャーズ、ロッキーズ、レッドソックスを経て2005年には巨人に加入した。だが、わずか38試合の出場で退団すると、レッドソックスに復帰し、その後はブルワーズ、レイズと渡り歩き、2011年に現役を引退した。
2018年からフィリーズで監督を務め、2020年から現在のジャイアンツへ。今季はメジャートップとなる107勝55敗、勝率.660をマークしてナ・リーグ西地区を制覇。地区シリーズで同地区のドジャースに敗れたため、2014年以来の世界一はならなかった。
日本球界OBでは元東映のドン・ジマー氏(1989年・カブス)、元巨人のデーブ・ジョンソン氏(1997年・オリオールズ、2012年・ナショナルズ)、元大洋のジム・トレーシー氏(2009年・ロッキーズ)、元ヤクルトのトーリ・ロブロ氏(2017年・ダイヤモンドバックス)に続いて5人目の受賞となった。
ア・リーグはレイズのケビン・キャッシュ監督が2年連続で受賞。キャッシュ監督率いるレイズは今季100勝62敗をマークし、ヤンキース、レッドソックスの名門を退けて2年連続でア・リーグ東地区を制覇していた。
(Full-Count編集部)