元広島右腕、契約延長わずか12日後“放出”の理由 「手放したくない選手だったが…」

ロッテ、広島でプレーしたジェイ・ジャクソン【写真:Getty Images】
ロッテ、広島でプレーしたジェイ・ジャクソン【写真:Getty Images】

高い空振り奪取率で「多くの球団から大きな関心があった」

 ロッテ、広島でプレーしたジェイ・ジャクソン投手がジャイアンツからブレーブスにトレード移籍した理由について、地元メディア「NBCスポーツ」はジャイアンツのブルペンの厚さにあると報じた。

 今季23試合に登板し防御率3.74、奪三振率11.6を記録したが「ジャイアンツには右の救援投手の選択肢がたくさんあった」とポストシーズンのロースターには入らなかった理由を説明。ジャイアンツはシーズン終了後にジャクソンの球団オプションを行使したが、ロースター枠が必要となったためわずか12日後にDFA、22日(日本時間23日)に、金銭と後日指名選手とのトレードがブレーブスから発表された。

 ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長は「多くの球団からかなり大きなトレードの関心があった」と舞台裏を明かした。さらに「メジャーレベルだけでなく、3Aも含めた彼のパフォーマンスと、プロキャリアを通じて空振りを奪ってきた彼の実績を物語っていると思う。ブルペンを強化しようとするチームにとって、明らかに重要なことだ。彼は多くの関心を集めていて、私たちも手放したくない選手だったが、ブルペンは私たちのチームの中で層が厚いエリアだと感じたんだ」。ジャイアンツが今季、ブルペンの防御率がメジャートップだったことも難しい決断を後押ししたようだ。

【画像】ブレーブス移籍を自身の似顔絵入りで報告した元ロッテ、広島のジャクソン

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