「1点を必要としている」 オリ・ジョーンズが「まるで違う」と語る日本野球の特徴
日本の生活をエンジョイ「この2年間は恵まれている」
オリックスのアダム・ジョーンズ外野手がMLBネットワークの番組に出演。日本と米国のプレースタイルの違いなどについて語った。メジャーで14年間プレーし、昨年からオリックスのユニホームを着る36歳は「まるで違う野球だ」と指摘。チームプレーに徹する日本のスタイルを「奇妙には感じる」と述べている。
メジャーで1823試合に出場し1939安打、282本塁打を放ったスーパースターが日本野球の印象を語った。「(日本は)間違いなく投手と守備のリーグ。子どものころに見たナ・リーグに似ている。バントもするし、ヒットエンドランもする。試合開始直後からスモールベースボールをするんだ。大量得点を狙うビッグイニングは必要としていない。1点を必要としている。まるで違う野球だ」。
さらに「ここはスモールベースボールだから、みんなバントができる。それが彼らのプレースタイル。とても献身的だよ。謙虚なことだと思うけど、それでも間違いなく奇妙には感じるね」と述べた。自己犠牲を厭わないプレースタイルは新鮮に映るようだ。
日本での生活も楽しんでいるようだ。「この2年間は恵まれている。多くの選手とは違って家族と一緒に過ごせているのだから。普通の時間が流れている。みんなハッピーだ。旅もしているし、異なる文化を体験している。(日本の食べ物は)オイシイデス!」と語っている。
(Full-Count編集部)